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KAT-TUN上田竜也のキャラ変の歴史|現在のオラオラヤンキー系のイキリは痛い?

KAT-TUNの上田竜也さんといえば、オラオラのドSキャラのイメージが強いですよね。

「炎の体育会TV」では後輩のジャニーズに厳しく指導をしたりと、体育会系で男らしい姿が目立ちます。

音楽番組などでもオラオラのパフォーマンスが印象的な上田竜也さんですが、デビュー当時は全く違うキャラで活動をしていました。

これまで上田さんは、可愛いキャラや天然キャラ、GACKT系キャラなど多くのキャラ変を経てきました。

そこで今回は、KAT-TUNの上田竜也さんのキャラ変の歴史や現在のオラオラキャラへの世間の反応をまとめてみました。

KAT-TUN上田竜也のキャラ変がすごい?

現在のKAT-TUNの上田竜也さんは、ヤンキーっぽいオラオラキャラが定着しています。

しかし、デビュー当時は全く違ったキャラクターで活動していました。

ここではデビュー当時と現在の上田竜也さんの違いを見てみたいと思います。

デビュー当時の上田竜也

KAT-TUNといえば、グループのデビュー曲で最大のヒット曲「Real Face」。

ジャニーズの中でも異質なワルっぽい雰囲気のグループは、当時衝撃的でしたね〜

音楽番組などでは赤西仁さんと亀梨和也さんがメインだったので、上田さんはほとんど出てきません…

上田さんが目立っているシーンは、

  • 1:07の赤西仁さんとの絡み
  • 1:24のパート(立ち位置中央)

くらいですね。

これだけじゃ分かりづらいので、ソロ歌唱の動画も用意しました。

ウルフヘアーにピアス、サングラスにジャラジャラアクセがV系っぽい雰囲気ですね。

曲の後半では洋服がずれて左肩が丸出し状態に。

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個人的なおすすめポイントは2:10頃からの謎のジャンプです。

現在と比べるとだいぶ中性的な雰囲気ですね。

現在の上田竜也

続いては、現在の上田竜也さんです。

デビュー当時の姿を思い浮かべたままご覧ください。

「Real Face」ではラップを担当。イカリ肩でオラオラモード全開です。

「Unstoppable」では普通に歌っていますが、2:27あたりからマイクの持ち方でオラオラ感を演出しています。

ヤンキー風なのにしっかり振り付けを守っているあたりに真面目さが光っています。

可愛いキャラからオラオラ系へ

上田竜也さんは、現在のオラオラキャラになる前はとっても可愛らしいキャラクターでした。

女の子のような可愛らしさで、天然さを持ちつつライブではあざといポーズでファンの心を射抜いていました。

KAT-TUN上田竜也の昔と今のキャラ変画像

ビジュアルはまるで別人…!

可愛さ全開の上田さんが現在のヤンキー風のオラオラキャラになるとは…誰も想像しなかったと思います。

KAT-TUN上田竜也の昔と今のキャラ変画像

マイクの持ち方もこんなに変化しました(笑)

1998年にジャニーズ事務所に入所した上田竜也さん。

20年の間に彼の何が起こったのでしょうか…

KAT-TUN上田竜也のキャラ変の歴史

現在はオラオラした外見で「イキリ散らかしている」とまで言われているKAT-TUNの上田竜也さん。

すっかりヤンキーキャラな上田さんですが、ファンの間ではこれまで幾度となくキャラ変を繰り返してきたことで有名です。

ここでは、上田竜也さんのデビュー前から現在までのキャラ変の歴史を紹介させていただきます。

今井翼に憧れたロバ時代(2001年〜2002年)

まずは初期のロバ時代から。

ジャニーズJr.時代、上田晋也さんは今井翼さんに憧れていたと言います。

「ロバ」というあだ名は、タッキーこと滝沢秀明さんから「ロバに似てる」と言われたことがきっかけでついたもの。

上田竜也のロバ時代画像
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似てるかな…?

2001年頃にジャニーズの人気番組「ザ少年倶楽部」の「Jr. FIGHT2」というコーナーがありました。

そこで上田竜也さんと中丸雄一さんの2人がペアを組み出場したのですが、その時のペア名が「ロバ丸」(上田=ロバ+中丸)でした。

そこからファンの間で「ロバ丸」という呼び方が浸透していきました。

上田竜也と中丸雄一のロバ丸画像

ちなみに、この時「ロバ丸」はチーム戦で勝利して「ひとつお願いを聞いてもらえる」という特典を手にしています。

今井翼さんに憧れていたため上田さんは「翼くんのバックで踊りたい!」と言い出し、見事その願いを叶えてもらっていました。中丸君の意思はありません(笑)

妖精が見える時代(2002年〜2003年)

続いては、上田竜也さんの最も黒歴史とも言える妖精が見える時代です。

2001年に堂本光一さんの専属バックダンサーとして結成したKAT-TUNのメンバーに選ばれた上田さん。

上田竜也の妖精が見える時代画像

しかし、自分には個性がないと考えたらしく、2002年頃に急に「妖精が見える」と公言し始めました。

何気なく「妖精が見えるんですよ」と言ったらその場が盛り上がったことから、そのまま妖精キャラを強行。

上田竜也の妖精が見える時代画像
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キャラ設定は大事だからね、ウン…

天然ちゃんなキャラクターも流行っていましたから、意外とファンからも受け入れられていました。(もちろん「ヤバいやつ」という声もありましたが)

当時の上田さんはファンだけでなくKAT-TUNメンバーにも「妖精が見える」と嘘をついて騙そうとしたため、それが原因で喧嘩になったこともあるんだとか(笑)

この「妖精が見える時代」は、上田竜也さんご本人の中でも黒歴史として認定されています。

GACKTリスペクト時代(2003年〜2004年)

妖精時代を抜け出した上田竜也さんは、GACKTリスペクト時代へと足を踏み入れます。

GACKTさんに憧れて、髪を金髪にしてカラコンを入れて…

上田竜也のGACKTリスペクト時代

GACKTが愛用しているブランドのアクセサリーもジャラッジャラつけていました。

コンサートで何十万もするアクセサリーをつけて踊ったら、亀梨さんの腕に刺さって流血事件となったというエピソードも(笑)

上田竜也の妖精が見えていた時代画像家では蝋燭の灯りだけで過ごしたこともあるガチっぷり。

彼なりにキャラづけに必死だったのかもしれませんね。

「ロックに生きてロックに死ぬ!」みたいなよく分からないことも口走っていました。

上田竜也のGACKTリスペクト時代

長く続くと思ったGACKT期でしたが「クールなキャラだと笑いたい時に思うように笑えない」という理由から幕を閉じました。

KAT-TUNメジャーデビュー時代(2005年〜2007年)

GACKTを目指したナルシストキャラだった上田竜也さんでしたが、2005年春頃に「礼儀正しいキャラでいく」と発言し、キャラ変を決意。

2006年にKAT-TUNがメジャーデビューした頃は髪型は黒髪のウルフカットに。

上田竜也KAT-TUNデビュー時代の画像

V系っぽい見た目で、バンギャ受けが最高潮に。

この頃の上田さんはL’Arc〜en〜Cielのボーカルhydeさんに憧れていたらしく、ギターを弾くことも増えてきました。

前半で紹介したソロ曲「sparking」はhydeさん感がめちゃくちゃ強いですね。

上田竜也KAT-TUNデビュー時代の画像

ヤンキーちっくなKAT-TUNの中でも中性的な魅力があり、グループの中でも異彩を放っていました。

GACKT時代より腰が低くなったイメージです。

甘栗時代(2007年~2011年)

hyde期の次は、上田竜也さんのファンの中でも人気の甘栗期です。

上田竜也の甘栗時代画像

この時期の上田竜也さんはぶりっこ全開で、メイクや髪型、喋り方や仕草など全ての要素で可愛さを追求していました。

上田竜也の甘栗時代画像

コンサート衣装もスカートのようなデザインや、フリルやキラキラなど可愛らしさ重視。

ぬいぐるみを使った演出や…

上田竜也の甘栗時代画像

リラックマの着ぐるみまで。

上田竜也の甘栗時代画像
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あ…あざとい…!

トークは可愛さ重視で天真爛漫な雰囲気を出していました。

女の子のような可愛らしさでファン受けもめちゃくちゃ良かった時代。

2010年に赤西仁さんが抜けたことから、抜けた穴を埋めようと華やかで目立つキャラ作りをしていったとも考えられます。

ともかく、この上田竜也甘栗時代を推す声は今でも多く、根強い人気を見せるキャラです。

坊主〜ボクサー時代(2011年~2012年)

永遠に続くと思われた甘栗期でしたが、ドラマの役作りという形でその時代に終止符を打つこととなります。

2011年に放送されたドラマ「ランナウェイ〜愛する君のために〜」で元ホストの脱獄囚 を演じた上田さんは、長かった髪をバッサリ切って坊主になりました。

上田竜也の坊主時代画像

当時、甘栗の上田さんを推していたファンからは悲鳴が上がっていました。

お調子者でピュアな役だったため、それに影響されてなのかライブなどでも天然おバカキャラな振る舞いを見せていました。

また、このドラマはメインキャストが市原隼人さん塚本高史さんと男性的な魅力があったため、彼らと仲良くしていくうちに中性的なキャラを捨てていったのだと思われます。

上田竜也の黒髪短髪時代画像

続いて、2012年夏に放送されたドラマ「ボーイズ・オン・ザ・ラン」に出演した上田さんは特技のボクシングを生かして、天才ボクサー役に挑戦しました。

上田竜也のボクサー役時代画像

「ランナウェイ〜愛する君のために〜」での共演から市原隼人さんと仲が良くなっていたそうで、私服も男らしい趣味に変化していきました。

オラオラ時代(2013年~現在)←イマココ

市原隼人さんの影響を受けていた上田竜也さんは、ヤンキー系のオラオラ路線へと舵を切りました。

髪を逆立ててヤンキー座りで睨みを効かせる、甘栗時代には想像だにしなかった風貌へと変わっていったのです。

上田竜也のオラオラ系イキリ画像

言葉遣いもヤンキー的になり「炎の体育会TV」では後輩のジャニーズJr.たちをビビらせまくり。

ライブパフォーマンスもワイルドな方向性になり、ドSなキャラでファンを煽ることも増えてきました。

上田竜也のオラオラヤンキー系画像

KAT-TUNは2013年に田中聖さんが脱退していますから、今度は田中さんの穴を埋めようとイカツイ路線にキャラ変をしたのかもしれませんね。

このオラオラキャラは上田さん史上もっとも長いキャラなので、今後は大きなキャラ変はないのではないかと思われます。

KAT-TUN上田竜也のキャラ変の理由は

度重なるキャラ変を経て、オラオラ全開のヤンキーキャラとなったKAT-TUNの上田竜也さん。

芸能界の中でもキャラ変の回数はトップクラスだと思います。

ここでは、なぜ上田竜也さんが何度もキャラ変を繰り返してきたのかを考えてみたいと思います。

グループ内での役割を考えて

上田竜也さんは、とても真面目な性格です。

グループ内での自分の役割や立ち位置を考えてキャラ変をした可能性は高いでしょう。

KAT-TUN上田竜也の昔と今のキャラ変画像

甘栗時代のぶりっ子キャラは、赤西仁さんが脱退した後から。

オラオラヤンキーキャラは、田中聖さんが脱退した後から始まりました。

つまり、上田さんはいなくなったメンバーの抜けた穴を埋めようと必死になっているのではないでしょうか?

KAT-TUNのデビュー時のコンセプトは「WILD&SEXY」でした。

デビュー時のメンバーで考えると、

  • WILD:赤西仁、田中聖、田口淳之介(長髪だったし…)
  • SEXY:亀梨和也、上田竜也、中丸雄一

といった担当だったように見えます。(正式に決まっているものではありませんが)

ワイルド担当がグループからいなくなってしまった今、グループのコンセプトを忠実に表現しようとしてオラオラキャラにシフトしたのではないかと考えられます。

周りに影響されやすい性格

過去のキャラ変を見ていくと上田竜也さんは、周りに影響されやすい性格だと言えます。

GACKT、hyde、市原隼人など、見た目や内面まで他者に影響を受けて印象を大きく変えてきています。

この性格から考えられるのは、素の自分に自信がないということ。

過去に上田竜也さんはインタビューでこんな発言をされていました。

オレが、よくファーやコサージュがついた服を着るのは、みんなの目をそっちに向けて、ブサイクな顔のことはうやむやにしてもらおうという魂胆からなんだよ!

(duet 2006年4月号)

自信のなさが根底にあるから、常に「何者かになろう」という意識が強いのだと考えられます。

アイドルとして活動する中で、常にその時々で自分が「良い」と思ったものを取り入れて、理想の自分を演じているのでしょう。

リスペクトできるものに影響を受けて自分に取り込むことで、自分のコンプレックスを変えようと努力していたのかもしれませんね。

KAT-TUN上田竜也のイキリは痛い?

KAT-TUNの上田竜也さんは、様々なキャラを経て現在のオラオラキャラにたどり着きました。

最近はオラオラ度が増して「イキっている」なんて言われていることも増えていますが、世間の方はこの上田さんのキャラをどう思っているのでしょうか?

ここでは、上田竜也さんのイキリについての印象を世間の声とファンの声を分けて見ていきたいと思います。

世間の声は

まずはネットの声を見てみましょう。

「痛い」「嫌い」という声が上がっています。

30代なのに学生のようなオラつきということで、あまり評判はよろしくないようです。

ファンの声は

続いては、ファンの声です。

ファンの方は上田さんのキャラ変の歴史を知っているので、オラオラもキャラ設定だと分かって受け入れている方が多いようです。

また、甘栗時代と今のギャップに「可愛い」という声も上がっています。

確かに、妖精が見える時代やGACKT傾倒時代を経て今必死でイキってると考えると可愛いですよね(笑)

上田竜也のキャラ変まとめ画像

KAT-TUN上田竜也のキャラ変まとめ

KAT-TUNの上田竜也さんのキャラ変の歴史を紹介させていただきました。

デビュー前から追ってみると、びっくりするほどの回数でキャラ編を行ってきた上田さん。

その根底にはコンプレックスや周りに影響されやすい性質があったり、グループの中での立ち位置を考える真面目な性格があることが分かりました。

オラオラのイキリキャラは世間から「痛い」と言われてしまっていますが、キャラ変の歴史や本人の性格を知ると「可愛い」と思えてくるはずです。

グループでのポジショニングやファンにウケるキャラクターを必死に考えて忠実に演じている上田竜也さんを、これからも温かく見守っていきましょう!