2020年9月16日に、日本の第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉首相。
内閣総理大臣としての通算の在職期間が歴代最長の安倍晋三首相の後継ということで、菅首相の任期が気になるという方も多いことでしょう。
そこで今回は、菅義偉首相の任期はいつまでなのか、任期満了の時期を最短と最長の期間で解説していきたいと思います!
菅義偉首相の就任はいつ?
菅義偉首相の就任は、2020年9月16日です。
2020年9月14日、自民党大会に代わる両院議員総会を東京都内のホテルが開かれました。
自民党所属国会議員394人と47都道府県連代表3人ずつが投票。
菅義偉官房長官(当時)は、計535票のうち377票という過半数を獲得しました。
2020年9月16日召集の臨時国会で、安倍晋三首相の後継として第99代首相に指名され、当日中に菅内閣を発足。
首相交代は実に7年8カ月ぶりとなります。
菅義偉首相の任期満了はいつまで?
日本の規定における内閣総理大臣の任期
日本の憲法上、内閣総理大臣の任期について直接的に規定した条文はありません。
憲法では「衆議院議員総選挙の後に初めて国会の召集があったときは、内閣は総辞職をしなければならない」とされています。
そのため、内閣総理大臣の1回の任期は次の衆議院議員総選挙後に最初の国会の召集が行われるときまでとなるので、衆議院総選挙の周期、つまり4年が最長の任期ということになります。
(内閣不信任案の可決や衆議院解散などがない限り)
この規定は新たに召集された国会での再選を禁じるものではないため、制度上は国会議員として首班指名を受け続ける限り内閣総理大臣を続けることができます。
ただ、通常内閣総理大臣は与党党首の地位を前提として与党議員からの信任を得ています。
その政党の内規で党首職に再選制限が設けられていたり、党首に再選されなかった場合は、その政党の規約が事実上の任期の上限となることがあります。
内閣総理大臣の任期についてここまでの情報をまとめると、
- 憲法での直接的な定めはない
- 1回の任期は4年が最長だが、再選が続けば続投も可能
- 政党の規約が事実上の任期の上限となることも
ということとなります。
菅義偉首相の任期満了期間を最短&最長で解説
自民党の党則では、党総裁任期について連続3期9年までと定められています。
最大は3期ということで、任期途中の辞職がない限り任期は3パターン考えられます。
- 2023年9月(約1,095日)
- 2026年9月(約2,190日)
- 2029年9月(約3,285日)
最短の任期満了が2023年9月、最長の任期満了が2029年9月となります。
歴代首相の通算在職日数が以下の通りです。
(引用:nippon.com)
MAXの2029年9月まで勤め上げれば、歴代2位の記録に入ることとなります。