『とんぼ』『しゃぼん玉』などの名曲で知られる長渕剛さん。
今はムキムキのゴリゴリの男くさい路線の楽曲、歌い方で知られていますが、昔は線の細いフォークシンガーといった全く違う印象でした。
急に路線変更をした理由が気になりますね…!
そこで今回は、長渕剛さんの昔と現在の歌い方の違いや歌い方が変わった理由を調べてみたいと思います。
長渕剛の歌い方が変わりすぎ!
まずは、長渕剛さんの歌い方の変化を見ていきましょう。
昔と現在の歌唱動画を用意しました。
歌い方だけでなく、ビジュアルの変化にも注目してみてください。
長渕剛の昔の歌い方
はじめは昔の歌い方から。
長髪のフォークシンガーとして活動していた頃の長渕剛さんの歌唱動画がこちら。
曲は「順子」です。
歌い方や見た目も今と全然違いますね。
ただ、失恋の曲だから手拍子をやめさせるなど当時からクセが強めです(笑)
もう一曲は最大のヒット曲「乾杯」です。
単発で男らしくなりましたが、タメやアレンジはそこまで強くはないですね。
ぜひこのイメージを残したまま次に進んでいただければと思います。
長渕剛の現在の「乾杯」
続いては、現在の歌唱動画です。
曲は「乾杯」。
ラップバージョンなのかしら…??
「固い絆に〜」が始まるのが3:50。
それまではアレンジに次ぐアレンジです(爆)
\\\\クセがすごい!!////
長渕剛の現在の歌い方が話題に
長渕剛さんの現在の歌い方についてのネットの声を見てみましょう。
長渕剛って人、歌い方コントみたい#音楽の日
— ヒロネ🐬 (@sIP6e4iRtSNmNGs) 2019年7月13日
ダウンタウン松本人志も公言してるけど長渕剛は昔の歌い方の方が良かったなぁ、、
— 京大2回(文転チキンですw) (@nikkkei225) 2019年7月5日
長渕剛ほど歌い方が変わった歌手を、僕は知らない
— びり (@zakichu) 2019年5月19日
しかし、最近の長渕剛LIVEは、アレンジのクセが強いので、一緒に歌えないのが残念よね。
— 菊池雅之🥞 (@kimatype75) 2019年6月21日
やはり「歌い方が変わった」という印象を抱く方ばかりです。
昔と現在の歌い方については「昔の方が良かった」という声の方が多いです。
確かに現在はクセがすごすぎますので「普通に聞きたい」と思う方が多いのも納得です。
しかし、FNS歌謡祭での歌唱はもはや伝説となっているので、逆にアレンジ版を楽しみにしている人もじわじわと増えてきているようです(笑)
長渕剛の歌い方が変わったのはなぜ?
長渕剛さんの歌い方が変わったのはなぜなのでしょうか?
まず、いつから歌い方が変わったのかを調べてみましたが、1980年代から変化が起きていたことが分かりました。
長渕剛は自ら喉を潰した?
1982年の5枚目の『時代は僕らに雨を降らしている』という楽曲から徐々にロック色が強くなっています。
ファンによると純粋にフォークシンガーと呼べる楽曲は4枚目『Bye Bye』までだったそう。
しかし、当時の長渕剛さんは澄んだ歌声でロック調の歌にはあまり合わない声だと言われていました。
自分自身でもそれを感じていたそうで、お酒が弱いのに焼酎でうがいをしたり、シャウトする歌い方を続けるように意識して自ら喉を潰していったそうです。
すると、段々と現在のようなしゃがれた声に変化していったんだとか。
声帯にポリープが出来ることもあったそうなので、かなり無理をしてのどを酷使していたということが分かりますね。
ということで、歌い方の変化は作品がロック調になっていたことに合わせて、自分で意識的に変えていったようです。
長渕剛の見た目の変化は嫁が影響?
長渕剛さんが変わったのは、歌声だけではありません。
デビュー当時は長髪に細身の体でしたが、現在はムキムキゴリゴリの筋肉おじさん。
歌声以上に見た目が大きく変化しています。
この理由については、現在の妻の影響があると考えられます。
長渕剛さんは、1981年に8月にアイドル歌手だった石野真子さんと結婚するも、1983年に離婚。
その後、1987年に女優の志穂美悦子さん(しほみ・えつこ)と再婚をしています。
志穂美悦子さんはただの女優ではなく、アクションスターとして活躍した人物です。
強い女性を妻に持ったことで、夫としての威厳を保つために鍛え始めたのかもしれませんね。
長渕さんの今のムキムキさを見ると、ただ鍛えているというよりかは自分のコンプレックスをなくすためのような、特別な強い意志を感じてしまいます。
デビュー時の澄んだ歌声や体の線が細い体型は、本人の中でコンプレックスだったのかもしれませんね。
長渕剛の歌い方まとめ
長渕剛さんの歌い方やビジュアルの変化を紹介させていただきました。
デビュー当時のまっすぎな歌い方から、現在はかなりクセの強い歌い方へと変化された長渕さん。
歌い方については、ロック調のハードな楽曲が増えたことによって、それに似合う歌声にするために自ら喉を酷使してしゃがれ声を作っていったようです。
近年のクセの強いアドリブは、ちょっと宗教色すら感じてしまうのですが、自身の世界観を追求した結果なのでしょう。
「昔の方が良かった」という声もありながら、FNS歌謡祭以降はアドリブ満載の「乾杯」を楽しみにしてしまう人もチラホラ出てきています。
今後も異次元のパフォーマンスを見せ続けてほしいですね!