2018年にデビューし、大ブレイクを遂げている”キンプリ”ことKing&Prince。
デビュー元年に紅白に出場したり、個々でもドラマや映画の主演が決まるなど事務所の看板グループとして活躍の幅を広げています。
そんな中、ジャニーズ所属の他のグループのファンなどからは「ゴリ押し」「事務所に推されている」などと、事務所の特別視がひどいと言われているようです。
そこで今回は、キンプリがゴリ押しと言われる原因や、事務所のプッシュが強まっている理由を探ってみたいと思います!
キンプリのゴリ押しがひどい?
最近のキンプリの活躍を「ゴリ押し」と感じる方がどれほどいるのか、まずは世間の反応を見てみましょう。
キンプリのゴリ押しに嫌気がさす。
嵐の解散前に何とかしようと思ってるんやろうけど、
頭弱い系のアイドルは初めは可愛がられるが、その後見ててしんどなるわ。— 主@リンゴ酢飲んでます (@ringosutansan) 2019年6月10日
hey say jumpはツアー中止して、新幹線遅延とかをやらかすキンプリはツアーするんですね🤔
いかに事務所がこれからキンプリとjrだけをゴリ押ししていきたいかがわかるね🤔
嵐の番組の後釜全部そこら辺に回されそう😌
ただ人工的に作られた見せかけブームはいつか崩れるぞ😌— かがみちゃん (@take_it_ez_guyz) 2019年6月7日
キンプリとJrゴリ押しやなぁ💦
— 💙かなまふ💛 (@k_peach_xo) 2019年6月7日
下からの追い上げが凄いのに上は活動休止、脱退、解散そりゃ事務所もキンプリ猛プッシュして推すしかないよね本格的に下剋上始まるジャニーズ。そのくせジュニアは中々デビューさせない闇だな。
— A (@A16382204) 2019年6月11日
最近のジャニーズ事務所意味わからなすぎるよ
キンプリ推しすぎぃ!— やまこ (@nanana___59) 2019年6月10日
キンプリが事務所から贔屓されていると感じて、活躍を良く思わない方も多いようです。
キンプリが事務所推しされている現状
多くのファンから「ゴリ押し」「事務所推しがすごい」と言われているキンプリですが、その噂は本当なのでしょうか?
2018年のデビューから現在まで、特別扱いがあったのかを見ていきましょう。
新レーベルの立ち上げ
キンプリのデビューした際には、新レーベルが立ち上げされました。
10年近くリリースがなかったユニバーサルミュージックから、独自レーベル『Johnnys’ Universe』が設立されたのです。
ユニバーサルミュージックを選んだ理由には、今までつながりの薄かった大手レコード会社と今後付き合いやすい環境にするためだと言われています。

そこから独自レーベルを作ったのは、ユニバーサルミュージックに所属している田原俊彦さんや赤西仁さんといった元ジャニーズ組との差別化を図るためだと思われます。
また、ユニバーサルミュージックは海外にも強いレーベルです。
事務所はキンプリの海外進出も視野に入れているとも考えられますね。
こうした情報を見ると、事務所もこれまでのグループのデビューに比べてもかなり力を入れていたことが分かりますね。
デビュー前からファンクラブ設立やテレビ出演
キンプリは、デビュー前からゴリ押しがあったと言われています。
ここであげられるのは、以下の2つです。
- ファンクラブ発足
- テレビ出演
キンプリのデビューは2018年5月23日でしたが、ファンクラブが発足したのは2019年2月1日。
デビューより3ヶ月以上も前でした。
ファンクラブ会員数はうなぎ上りで、2019年5月末現在で38万人超えと言われています。
他のグループと比べても、デビュー2年目の数字とは思えない伸び率です。
ジャニーズ所属グループFC会員数(2019年5月末現在)
- 嵐→2,840,000人
- 関ジャニ∞→630,000人
- Hey!Say!JUMP→572,000人
- KinKi Kids→560,000人
- Kis-My-Ft2→472,000人
- King&Prince→380,000人
- V6→333,000人
- NEWS→330,000人
- Sexy Zone→290,000人
- ジャニーズWEST→260,000人
- KAT-TUN→223,000人
- TOKIO→118,000人
- A.B.C-Z→64,000人
ベテラングループたちをごぼう抜きし、トップ5に迫ろうという勢いです。
また、デビュー前から「VS嵐」や「Mステ」といったゴールデンタイムの人気番組に出演していました。
デビュー前の活動を見ても、事務所もかなり力が入っていたと言えます。
デビュー年に紅白出場
キンプリといえば、デビュー1年目にいきなり大晦日に紅白歌合戦に出場したことも大きな話題となっていました。
異例のスピードに様々な意見が上がった事象でしたね。
ここで、ジャニーズに所属しているグループの紅白出場までの年数を見てみましょう。
ジャニーズ所属グループが紅白出場した年数
- KinKi Kids→20年目
- V6→20年目
- 嵐→10年目
- Hey!Say!JUMP→10年目
- 関ジャニ∞→8年目
- Sexy Zone→2年目
- NYC boys→1年目
- TOKIO→1年目
- SMAP→1年目
- King&Prince→1年目
どんなにヒットしたグループでも、近年ではデビュー1年目での紅白出場はなかなかないことです。
紅白には「ジャニーズ枠」があって出場枠が限られているという噂もあるため「キンプリを出すなら自分が応援しているグループを出してほしい!」と思う方も多いのでしょう。
コンサートの公演数

ネットでは、キンプリのコンサートの公演数についても「多すぎる」と言及する声がありました。
ジャニーズに所属しているグループの2019年に行われたツアーの公演数を見てみましょう。
ジャニーズ所属グループの2019年コンサート公演数
- Hey!Say!JUMP→11会場・33公演(公演中止)
- 関ジャニ∞→5会場・12公演
- Kis-My-Ft2→5会場・13公演
- A.B.C-Z→12会場・23公演
- NEWS→9会場・27公演
- King&Prince→7都市28公演
- Sexy Zone→9会場・32公演
- ジャニーズWEST→8会場・34公演
- 嵐→5会場・50公演
こうして見ると、キンプリだけが特別多い様には思えません。
キンプリの活躍をよく思っていないファンからは「キンプリが多すぎるから他のグループの公演数が減っている」という言いがかりが出ています。
ただ、これはファンクラブの数を見ても妥当なのではないかと思います。
テレビオファーを変更?
週刊誌では、ジャニーズ事務所がセクゾ宛に来たテレビオファーをキンプリに流しているとの情報が伝えられていました。
報道によると、あるバラエティ番組がセクゾのメンバーにオファーをしたところ、事務所から「キンプリに変えられないか」と要望されたと言うのです。
これが本当なのだとしたら、事務所が他のグループを置いといてでもキンプリをプッシュしようとしているということは間違いないでしょう。
ゴリ押しの理由はジャニーさんのお気に入りだから?
最近キンプリの活躍や、グループにまつわるエピソードを見ていくと、事務所がゴリ押しをしようとしている姿勢を感じます。
コンサートなど一部は言いがかりに近いものがありますが、オファーを流したりテレビ番組が増えていることに関しては事務所のプッシュを感じざるを得ません。
キンプリが事務所から推されている理由を考えると、ジャニー喜多川社長の存在が大きいと言えます。
キンプリは、ジャニー喜多川社長自らがプロデュースしたグループです。
これまでジャニーさんのお気に入りでプッシュされたタレントはたくさんいましたが、キンプリはその中でもスペシャル中のスペシャルのお気に入り、スペオキです。
そのため、事務所としてもコケるわけにはいきません。
音楽活動やバラエティなどのタレント活動、幅広い分野で活躍するためにゴリ押しが続いているんだと考えられます。
また、ジャニー社長は「2020年の東京五輪をプロモートしたい」という気持ちが強いそうです。
事務所の稼ぎ頭の嵐が2020年に活動休止となるため、その台頭となるグループを育てたいという気持ちが大きいのでしょう。
ユニーバサルミュージックから新レーベルを設立したのも、世界進出を狙うため。
近年は、立て続けに脱退や活動休止が続きジャニーズ帝国が崩壊寸前とも言われています。
キンプリは、ジャニー喜多川社長にとってジャニーズ再建への最後の砦なのかもしれませんね。

キンプリのゴリ押し問題まとめ
キンプリがゴリ押しをされていると言われる原因や、事務所からプッシュされる理由を調べてみました。
ジャニオタでない私が客観的に見ても、やはり最近のキンプリの活躍は事務所が特別に力を入れているように見えます。
事務所が推している一番の理由は、ジャニー喜多川社長のお気に入りグループであることでしょう。
ユニバーサルミュージックから新レーベルを立ち上げたのも、東京五輪にも押し出していきたいという世界進出の狙いがあるからだと考えられます。
キンプリにその器があるのか、そこだけが不安ですが、ゴリ押し先行でメンバーたちが押しつぶされないように、実力に見合ったプッシュをしてあげて欲しいですね。