白血病で闘病中の池江璃花子選手が一時退院を報告しました。
自身のホームページを28日ぶりに更新し、現在の姿を収めた画像とともにメッセージをアップしました。
その画像に映った池江璃花子選手は、ニット帽を被っており、抗がん剤の副作用で髪の毛が抜け落ちたことが分かります。
今回は、抗がん剤の副作用で抜け落ちた髪の毛が生えて元に戻るまでどれくらいの期間がかかるのかなどを調べてみたいと思います。
池江璃花子の髪の毛が抗がん剤で抜ける
2019年6月5日に競泳の池江璃花子選手が、ホームページを更新しました。
2019年2月12日に白血病を公表して闘病を続けていましたが、5月末に一時退院して自宅に戻っていたことを明かしました。
近況報告として掲載されたメッセージは以下の通りです。
治療は続いており、体調が優れない日もあります。
そんな日は、一日が過ぎるのをひたすら待って、とにかく一日一日を何とか乗り越えています。
入院中は、退院後の目標を決めてモチベーションを保ちます。
先日、数日間の一時退院をしました。Tシャツでも暑いくらいでした 。
退院中は家族で食事を楽しんだり、外の空気をたくさん吸ってのんびりした日を過ごしました。
もう病院には戻りたくない!と思う時もありますが、人生の中のたった数ヶ月間だと思って自分を奮い立たせてます 。
皆さんも暑さには十分お気をつけ下さい!
(引用:池江璃花子オフィシャルサイト)
近況報告に加えて、白血病を公表後、初めてとなる写真も公開されました。
こちらは一時退院して帰宅された際に撮影されたものだと言います。
ニット帽をかぶり、兄と姉の3人で台所に立ちニッコリと明るい表情を見せている池江璃花子選手。
抗がん剤治療の副作用により髪の毛は抜けていることが分かり、少し痩せたようにも見えます。
しかし、表情は闘病中とは思えない明るさがありますね。
6月1日には、池江璃花子選手を指導する三木二郎コーチが3週間ほど前から病室に運動用のバイクを持ち込み、軽い運動を再開していることを明かしていました。
髪が生えて元に戻るまでの期間はどのくらい?
抗がん剤治療をした時に、髪が抜けることはよく知られていると思います。
では、髪が生えるのはいつ頃なのでしょうか?
元に戻るまでの期間を調べてみました。
一般的に、抗がん剤投与後2〜3週間後に脱毛が始まることが多いと言われています。
髪が抜けるスピードや量は人それぞれです。
髪の再生は、治療が終わると1~2ヶ月で再生がはじまり、3~6ヶ月(早い人では2~4ヵ月)経過するとほとんど回復すると言われています。
(引用:治療から再び生えるまで | 化学療法をしたみんなに脱毛のことを聞いてみた)
ですので、池江選手の場合も夏くらいにうぶ毛程度の髪が生え始めて、年末から年始頃には短い髪が戻る可能性が高いです。
まだ年齢も若く細胞も活発ですから、平均よりは早い可能性が高いでしょう。
髪が戻った時には、髪の毛の太さ、色、毛質(巻き毛orストレート)などが治療前と変わることもありますが、こ時間の経過と共に治療前の状態に戻ることが多いようです。
ごく稀に髪が戻らない場合もある
抗がん剤で抜け落ちた髪の毛は、数ヶ月〜1年ほどで元に戻ることが多いと言われています。
髪が戻るまでは、多くの方が元に戻るまでウィッグを使われます。
抗がん剤で髪が抜け落ちた方はがウィッグを使った期間は平均して1年間ほど。
髪が生えても髪が細かったり一部が生えてこなかったりするため、ウィッグがなかなか手放せないと言います。
ある統計によると、半数以上の方が2年以上かかってウィッグを卒業しているそうです。
しかしながら…ごく稀に髪が戻らない場合というのも存在します。
多くの人は平均して2年ほどで治療前の状態に戻るといいますが、5年以上経っても脱毛前の3割も生えそろわなかった方もいらっしゃいます。
その数は、全体の約5%ほどの割合だと言います。
そのため、池江選手も髪が生えそろわない可能性はゼロではないようです。
普段はウィッグが使えますが、水泳をする際にはウィッグを着けながら競技をするのは難しいでしょう。
しっかりとした髪が生えるまでは、水泳のゴムキャップの刺激でうぶ毛が抜け落ちる可能性も高いです。
皮膚が敏感になって頭皮に痛みが生じることもあるそうなので、そのあたりも無理をしないようにケアをしてあげてほしいものです。

池江璃花子の髪の毛の話題まとめ
池江璃花子さんの闘病での髪の毛の話題をお届けしました。
現在抗がん剤で髪の毛が抜け落ちている状態ですが、早ければ年内にベリーショートからショートヘアくらいに生え揃う可能性が高そうです。
しかしながら、ごく稀に髪の毛が戻らないこともあるようなので、まだなんとも言えない状況です。
競泳はウィッグをしながら競技をするのも難しいでしょうから、本人のメンタルが心配なところです。
髪は女性の命とも言われるパーツですから、周囲で十分に体だけでなく心のケアをしてあげてほしいですね。