「演歌界の貴公子」として世のおばさま方から大人気の氷川きよしさん。
40歳を超えた現在も第一線で活躍していますが、最近は女性化していると話題になっています。
以前はイケメン路線でしたが、近年は化粧も濃くなりオネエのようだと言われてしまっています。
そこで今回は、氷川きよしさんのデビュー当時などの全盛期から現在までの変化や、オネエ化の理由などをまとめてお届けさせていただきます!

氷川きよしのオネエ化が話題に
私の中での氷川きよしさんのビジュアルイメージはこんな感じ。


世間の方も、氷川きよしさんには端正なルックスがあるイメージをお持ちだと思います。
しかし、2019年現在の姿が世間をざわつかせているようです。
現在の氷川きよしがこちら
それでは早速、現在の氷川きよしさんの姿を紹介させていただきます。

こちらは2019年12月28日に行われた紅白歌合戦リハに出演された際の画像です。
これは…衝撃の変わりようですね!
デビュー時のイケメンの風貌から、かなり女性的なビジュアルに変化されました。
最近の氷川きよしの言動が気になる!
最近の氷川きよしさんは見たい目だけではなく、言動も大きく変化しています。
2019年8月23日放送の『スッキリ』に出演した際には「あたし」発言が飛び出し、
思わず「あたし?」と言っちゃった氷川きよしさん
姐さんでもなんでもいいので、今後もロックなKIYOSHIを見せてほしい#スッキリ pic.twitter.com/E2s4ZyBlRF— Jill (@yurixanex) August 23, 2019
2019年10月28日に写真週刊誌『FRIDAY』がキャッチしたプライベート姿は女性そのものでした。

2019年11月25日には公式インスタグラムにドレス姿の写真を投稿。
この投稿をInstagramで見る
あなたがいるから世界は美しい 何が起きても構わない 何も怖くない あなたがいるから世界は美しい あなたがいるから世界は素晴らしい from「あなたがいるから」MV by kii #氷川きよし #hikawakiyoshi #あなたがいるから
オネエ的な言動が急加速しているように見えますね。
また、2019年12月28日に紅白リハのインタビューでは、こんなコメントをされていました。
紅組でもあり白組でもある。
ありのままの姿で自分を表現したい。きよし君にはサヨナラして、kiiちゃんらしく、自分らしさを出したい。
私は、より自分らしく、ありのままで、紅白の舞台で輝きます。
それを見て、輝いて生きてください。私は負けません!
大変なことになる。紅組のような白組のような、みなさんが期待してらっしゃるような(演出)。
リハーサルは震えちゃって…久しぶりに緊張しました。
(記事などで)『氷川きよし(演歌歌手)』と入れられるのはもちろんステキなことなんですけど、ワードにあんまりハマりたくないタイプ。
(紅白のステージは)kiiちゃんらしく、『きよし君』にはもうサヨナラして。これからは『私らしく』という感じで。
(引用:スポーツ報知)
これまでの男性らしいイメージは本当の自分ではなかったことを明かしています。
女性的な魅力たっぷりの「kii」として、これからはありのままの姿で生きていくという強い意志を感じますね!
氷川きよしオネエ化への世間の反応は
氷川きよしさんの変化についてのネットの声を見てみましょう。
ところで氷川きよしは女装癖なのか、オネエなのか、オネエだとして恋愛対象は男?女? 精神は女寄りなの?男寄りなの?
この業界は複雑なんですよねえ…(経験者は語る)— 31 (@130gvtgv) December 30, 2019
オネエっつうか、氷川きよし美人だよね
— シュメール人 (@Paikijinjin) November 20, 2019
氷川きよし綺麗すぎる…カミングアウトとかオネエとか言われてるけどそんなのどうでもいいじゃん。男とか女とか誰を好きとかどうでもいい!自分らしく生きるって素敵!
— こな (@konakona_k) December 30, 2019
やはりオネエ化は非常に話題になっていますね。
ただ、女性化・オネエ化には肯定的な意見の方が多めです。
氷川きよしさんは以前からオネエ的な噂も多かったので「このまま突き進んでほしい!」と応援する人が増えているようです。
http://honne-channel.com/hikawakiyoshi-comingout/
氷川きよしのデビュー当時から現在までの変化を検証
最近女性化が加速している氷川きよしさん。
デビュー時と比べるとそのビジュアルは大きく変化しました。
ここでは、氷川きよしさんのデビュー当時から現在までの姿を追っていきたいと思います。
2000年(23歳):デビュー当時はスッキリイケメン
まずはデビュー当時の姿から。

23歳でデビューした氷川きよしさん。
スッキリした顔立ちと凛々しい眉毛が印象的です。
「箱根八里の半次郎」で演歌歌手としてデビューし、年末の日本レコード大賞を初めとする音楽賞・最優秀新人賞を総なめにしました。
デビュー1年目から「演歌界のプリンス」として中高年のおば様たちから大人気となりました。
2006年(29歳):茶髪と太眉のプリンススタイル
続いては2006年です。
この頃はまだ若々しくイケメンさもあります。
茶髪+太眉の王子様のようなビジュアルで世のマダムを虜にしました。
「一剣」で日本レコード大賞を受賞して歴代4人目のレコード大賞3冠に。
「きよしのソーラン節」で日本有線大賞史上初の4回目の大賞受賞。
紅白歌合戦では白組の大トリを務めるなど大活躍の一年でした。
2018年(41歳):女性化が始まる?
続いては2018年。
30代までは若々しい雰囲気でしたが、年齢相応な見た目になりましたね。
ところが、この頃から化粧が濃くなったり女性っぽいビジュアルになることが増えてきました。
紅白前の囲み取材の時には口紅やグロスのようなものを塗っているのか、唇が光っています。

前髪も長くなり、女性らしさが増したように見えますね。
2019年:急激に女性化!
そして、2019年です。
2018年は比率としては男性らしい凛々しい姿をすることが多かった氷川きよしさんですが、2019年はその比率が逆になってきました。

眉毛は細くなり、化粧はバッチリ。
髪型はパーマかセットかは不明ですが、ウェーブ感がビジュアル系っぽいですね。
デビュー当時と比べると別人レベルです。

ここ数年で驚くほどの変化を遂げています。

年齢から考えるとデビュー当時から見た目が劣化をするのは当然ですが、氷川きよしさんの変化は私たちも予想外でした。
ただ、最近の姿の方が心なしか氷川さんがイキイキしているようにも見えますね!
氷川きよしの化粧やネイルの女性化がすごい!
氷川きよしさんの最新の姿を見てみると、デビュー当時とは別人級に女性化していることが分かりました。
ここでは、最近注目されている氷川さんの化粧やネイルに注目してみたいと思います。
化粧が濃すぎ?
まずはお化粧です。

最近の氷川きよしさんはお化粧がどんどん濃くなっています。
太眉は細眉となり、アイブロウが施されています。
目にはアイシャドウとアイライン、まつげもハッキリしているのでマツエクをつけている可能性もあります。
そして、唇には口紅かグロスが塗られてテカテカとしています。
ライブの際には濃い目のアイシャドウが目立っています。
耳には大ぶりなピアス、マイクにはお花の飾りと、とても女性らしいですね。

手にはネイルも!
続いては、ネイルです。
爪に黒いネイルを施されているようです。
メイクといいネイルといい、ビジュアル系の雰囲気が漂っていますね。
氷川きよしさんは、昔から西川貴教さんやX JAPANに憧れていたそうなので、ご本人が本当になりたい姿はこちらの系統だったのかもしれませんね。
また、インスタグラムを解説された時にはこんな回答をされていました。
オシャレとかファッションとか、メイクも大好きなので…ありのままの自分をインスラグラムで表現できたらいいかなと思いました。
もともとファッションやメイクなどのオシャレが大好きだったということなので、今の姿は自分のやりたいことを突き詰めた結果とも言えますね!
氷川きよしがオネエ化した理由とは
2019年から急速に女性化した氷川きよしさん。
このタイミングでオネエ化した理由は何故なのでしょうか?
実は、氷川きよしさんは2019年になってからジェンダーレス化に関する発言を何度もされています。
ここでは、氷川きよしさんの最近の発言を紹介させていただきます。

『本来の自分に戻りました』
2019年11月18日、新曲『大丈夫/最上の船頭』のイベントに出演された氷川きよしさん。
曲を歌い終わった後のコメントが、もうカミングアウトのようなものでしたね。
新生・氷川きよしです!
ありがとうございます。本来の自分に、戻りました!
新生氷川きよしな感じで。“きー”です!(人差し指を立てて)
20年たってようやく歌手になれたかなと思う。
これからアーティストとして目指していくべき自分に、なりたい自分になれると思う。
ありのままの自分で生きるのが楽しい。
自分の個性で生きていい。1人1人違うから個性があって輝ける。
氷川きよしじゃないと伝えられないことがあると思う。自分のありのままを表現したい。
このイベントを通して「本来の姿」や「ありのまま」という表現が目立ちました。
メイクにネイルでばっちり決めた姿が、本来の氷川きよしさんの姿、ということなのでしょう。
この頃から、テレビ番組やインタビューなどでイメチェンについて言及することが増えていきました。
『男らしさ強いられ自殺も考えた』
2019年12月19日発売の『週刊新潮』でインタビューに答えた氷川きよしさん。
おそらく、このインタビューが性についてもっとも踏み込んだ内容になっていたかと思います。
小さい頃は、ナヨっとして女の子っぽかったから、よく「オンナ!」とか「オカマ!」ってイジメられて苦労したこともあった。
そういう風に言われてきたから、自分をさらけ出したらダメだと。
お芝居をやっても男の子らしくしようとか、「みんな一緒にさせる」という世間のルールに沿って生きてきた。
どうしても、人と違っていると貶められ、イジメられるのが日本じゃないですか。
だからデビューさせていただいてからも、演歌の世界で、男の世界で生きていこうとやってきたけれど、なにか違うと思っていて……。
私には私の生き方があるし、みんなはみんなの生き方がある、それでいいんじゃないかって。
小さい頃から女の子寄りの趣味があったという氷川きよしさん。
福岡県出身ということで「男は男らしく」という九州男児の価値観が根付いた地ではかなり苦労されたことでしょう。
そして「なぜこのタイミングでイメチェンをしたのか」という変化の理由についてはこう語りました。
やっぱりデビューして20年経ったことが大きい。
自分の中で、10年じゃまだ生意気だけど、20年でようやく歌手として成人を迎えたような感じがしてきて。
これまでは、本当の自分を出さないように、出さないように生きてきた。女性っぽさとか透明感とか、美について自分は色々な見せ方を持っていても、出しちゃダメと思いながら、精一杯頑張ってきた。
けれど、素直な気持ちを言わず生きてきたって思いも募って……。
みんなが求める「氷川きよし」に徹してきたけど、40歳を過ぎて、人としてもっと表現の幅を広げたいという気持ち。
そもそも演歌というのは様式美、つまり、こうあるべきという型がある。日本独特の素晴らしい音楽だけれど、その中に収まらない「自分の性分」というものもあって。

美輪明宏さんも、自分と同じ九州の出身で、長崎では“女っぽい”からって色々イジメにもあっていた。
そういう話を聞いていたので、昨年から「ヨイトマケの唄」をカバーさせていただくようになったんです。
でも、世間が求める「氷川きよし」の姿とは違う。
あくまで「演歌の王道」を歩んで欲しい、男らしく生きて欲しいって言われると、自殺したくなっちゃうから、つらくて……。
自殺という言葉まで出てくるとは、かなりの衝撃ですね…
男性の演歌歌手と言ったら、男らしいイメージ。
デビューからずっと自分のやりたいことをガマンして、20年も戦い続けてきたというわけですね。
20年という節目の年で自分らしさを大事にすることを決めた、という勇気は素晴らしいものです。
また、小さい頃に実家が裕福でなかったことなども影響して、自分へのコンプレックスは非常に大きかったことも明かしています。
子供時代は、ナイーブだったし貧乏だったから。
自分は生きていちゃダメなんだと思ってしまうくらい、コンプレックスを抱え続けてきた。
もちろん、これまで歌わせていただいてきて本当に有難かったんですけど、楽しいと思えたことは正直なかったのかなって。
周囲のプレッシャーがあって、期待に応えようと思うほど、体調を崩したり具合が悪くなって、パニックを起こして精神的に落ち込んだりしたので……。
こうした過去を知ると、いま氷川きよしさんが自分らしく表現をされていることの素晴らしさが改めて分かりますね。

急な路線変更については、事務所も前向きに応援をしてくれたそうです。
そこは事務所の社長も、“きーちゃんらしく生きていった方がいいね”って言ってくれた。
社長は海外で暮らしていたこともあって寛容な人。
それはすごく有難いことで、みんなが支えてくれて、本当の自分のことを理解してくれた。
ファンの皆さんにも感謝、只々(ただただ)感謝の2文字です。
だから20年経ってようやく歌が楽しいと思えるようになった。
今みたいに自分に素直に生きるようになってからはすごく幸せ。
自分という存在が裸になっても、私らしく生きていればいいじゃない。
より自分らしく生きることが大事で、そうなった時本当に輝けるのだと思う。
とにかく日本中のみんなが、「氷川きよし」ってどこかアレしているけど、ああいう人みたいに生きていけるかも、頑張れるかもって思ってもらえればいい。
今までの苦難も含めて全部をさらけ出し、歌にのせて表現することで、こんな私でもここまで頑張って生きてこられたんだ。
そう伝えるのが歌手としての使命。人生の後半は、それを表現していく生き方をしたいなって。
40過ぎてどう生きるかと考えた際、もう世間にどう言われようが、足蹴にされようが、しっかり確信をもって表現していこうと決意した。
もちろん、今後もみんなが求める「氷川きよし」もやっていきたいけれど、ひとつの色だけではまとめられない。
さまざまな色を出しながら、表現していきたいなって思うんです。
事務所の人々はファンに支えられて、新生・氷川きよしを生きることが出来ているのですね。
これも、氷川きよしさんがこれまで真摯に歌と向き合い続けたからこそ、周りの方々にも変わらず応援してもらえるのだと言えますね。
歌手生活20周年にしてスタート地点に立った氷川きよしさんが、第2の歌手人生でこれからどんな活動をされるのか、とても楽しみです!
